【バイアスハック】人間の集中力が崩壊するまでにかかる時間

【集中力が崩壊するまでにかかる時間】  2.8秒

 

【Experiment】

▪️研究チーム「ミシガン州立大学

ミシガン州立大学の研究で人間の集中力は2.8秒邪魔が入っただけで途切れてしまうことが分かっています。実際の実験では学生たちに集中力が必要なパソコンを使う作業を行ってもらいます。わざと途中でポップアップ画面を開いてその表示する時間を変えていきました。
その結果たった2.8秒のポップアップ画面が開くだけで参加している学生たちの作業スピードが半分以下まで低下してしまいました
たった2.8秒邪魔されるだけで作業効率が半分以下になったということです。
さらに、もう少し時間を長くするとどうなるのかということも調べられていて、このポップアップの表示が4.4秒の場合は1/3まで作業効率が下がってしまいました。

 

 

【考察】 

考えてみるとこれは当たり前で人間は簡単に集中力が崩壊しないと生きてこれなかったとも言えます。例えば僕たちのはるか祖先が果物を採っていた時に物陰で物音がしたとします。果物を採っていることに対する集中力をすぐそちらに切り替えないと敵などに襲われてしまう可能性もあるわけです。つまり、集中力がない人の方が生き残ってきた人類の子孫が僕達となります。その名残で、僕たちの集中力は簡単な刺激で途切れるようになっています。

 

 

【結論】

これはスマホの通知だけではなく上司や周りから声をかけられた場合も同様です。メールや LINE が鳴って一瞬気をそっちに持っていかれただけで作業の効率を下げるには十分すぎる悪影響が起きてしまうということです。
集中すべき時はこの種の通知は切っておいた方がいいということです。
 

 

社内の連絡はLINEとかメールでやるのがベストですね。

 

参考:

daigoblog.jp

http://psycnet.apa.org/journals/xge/143/1/215/